令和4年度 広島城北医会 並びに 広島城北歯科医会 総会・合同懇親会について

令和4年5月14日(土)午後7時より「広島アンデルセン」にて広島城北医会及び広島城北歯科医会の合同懇親会が2年半ぶりに行われた。懇親会に先立ち、午後6時より「感動することの大切さ」と題して、17回生で画家の阿曾沼明氏による講演が行われた。講演では、母校へ寄贈された絵画、「On stage」と「こひとたはぶれ」について、技法や制作の意図を説明された。また、学生時代を振り返り、登下校中の風景に感動を覚えていたというご自身の経験を紹介された。加齢による感受性の衰えを防ぎ、日常生活をより豊かにするためにも、何気ない日常で五感に触れるちょっとした感動を大切にすべきであると述べられた。講演後、医会、歯科医会それぞれの総会が行われた。
合同懇親会には、来賓として中野富博同窓会副会長(6回生)、松井太校長、中川耕治教頭(13回生)、阿曾沼明氏(17回生)の4名を迎え、水入寛純医会理事(25回生)の司会のもと盛大にとり行われた。
まず長井敏弘広島城北医会会長(6回生)の挨拶があり、コロナで2度中止となった合同懇親会について、今年は例年より半年早めての開催に至った経緯を述べられた。また、この合同懇親会は、地域医師会や大学、医局の会合とは違った絆が感じられ、大切な情報交換の場であると話された。続いて平岡弘光広島城北歯科医会会長(17回生)は、阿曾沼氏と同期ということで、阿曾沼氏が学生時代から絵画の才能を感じさせていたというエピソードを紹介した。また、コロナの影響で中止が続いた合同懇親会を今回開催できたことに感謝を述べた。続いて中野富博同窓会副会長、松井太校長、中川耕治教頭から来賓挨拶があり、学園が60周年を迎えたことや、校舎の耐震化工事のために寄付を募っていることなどについて話された。
能美和基歯科医会副会長(22回生)の乾杯の発声があり歓談に移行した。皆お酒も入り、同期の友人だけでなく医療分野で活躍する先輩、後輩との楽しい会話が弾み、長井敏弘広島城北医会会長によるピアノの弾き語りの披露もあり、終始和やかな雰囲気の中進行した。最後に全員で校歌斉唱をし、田中宏卓医会副会長(6回生)の閉会の辞を以って閉会となった。

広島城北歯科医会  加藤正昭(27回生)